2026/09/21 15:49

山椒の種類とは、収穫時期や部位によって分かれる「実山椒」「葉山椒(木の芽)」「粉山椒」、そして混同されやすい「花椒」の4つです。ここでは、それぞれの特徴と使い分け方を、山添村の山椒づくりの視点から解説します。
1. 山椒とは
山椒(サンショウ)は、ミカン科サンショウ属に属する日本原産の落葉低木で、古くから薬味やスパイスとして親しまれてきました。実・葉・花・樹皮など、部位ごとに異なる香りと用途があり、季節を通じて楽しめるのが特徴です。
2. 山椒の種類
葉山椒(木の芽)

葉山椒は「木の芽」とも呼ばれ、春先に出る若葉を指します。爽やかな香りを活かし、料理の彩りや香り付けとして使われます。
定番の食べ方に「筍の木の芽あえ」があります。茹でた筍に、白味噌をベースにしたタレと木の芽をすり潰して和えるだけのシンプルな一品ですが、出汁に昆布茶を使うと旨みが一段と深まります。
ほかにも、赤出汁やおすましにひとつまみ添えるだけで、香りが引き立ち、季節感のある一杯になります。
実山椒(青山椒・赤山椒)

実山椒は、山椒の果実を指します。収穫時期によって「青山椒」「赤山椒」と呼び分けられ、香りや辛みの質が大きく異なります。
それぞれの詳しい特徴や見分け方は、こちら(赤山椒と青山椒の違い)で写真付きで解説しています。
粉山椒

実山椒を乾燥させ粉末にしたもので、うなぎの蒲焼きに添えることで馴染み深い存在です。
爽やかな香りとピリッとした刺激が、脂ののった料理の後味を引き締めてくれます。
3. よく混同される「花椒」との違い
「山椒」と「花椒(ホアジャオ)」は見た目や辛みの質が似ているため、しばしば混同されますが、実は植物としては別種です。

4. まとめ
山椒には、実・葉・粉など、季節や部位によってさまざまな種類があります。
それぞれの香りや辛みの個性を知ることで、日々の料理により深みを持たせることができます。
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